こころプラス女子専攻科

こころとからだを守る学びを

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専攻科（自立訓練）

学校を卒業して就労へと進み社会人としての一歩を踏み出す前に、もう少し学びの時間をかけても良いのでないでしょうか。働き続けるために、自立した生活を送るために、安全な毎日を暮らすために、学校でも職場でも家庭でも教えていない大事なこと。社会へ飛び立つ前の準備期間として、自分のこころとからだを守ることを学ぶ時間を大切にしてください。

purpose

学校生活から社会へと飛び立つ移行期に、「自立した生活能力の向上」「働くことへの理解」「自分の身を守る知識の習得」「自己表現と自己肯定の集積」「自己の理解と他者の理解」について学びを得る

LIFE.

「自立した生活能力の向上」

　・掃除、清掃

　・調理実習

　・買い物実習

　・身だしなみ、衛生について

　・TPOをわきまえた服装

　・冠婚葬祭、社会的儀礼

　・食事マナー実習

　・食品の栄養、栄養管理

　・TPOで使い分ける言葉

　・学力教科学習

WORK.

「働くことへの理解」

　・金銭管理

　・お金の流れ、稼ぐということ

　・お金の流れ、使うということ

　・お金の流れ、貯めるということ

　・お店屋さん実習

　・真心堂店舗実習

　・健康と労働

　・休息、休日の過ごし方

　・いろいろな職業

　・特性の理解と職業適性

SAFE.

「自分の身を守る知識の習得」

　・性と体について

　・危険な場所

　・SNSの使い方

　・多様な犯罪、誘惑

　・詐欺商法、マルチビジネス

　・体の不調、相談の仕方

　・こころの健康

　・イヤという勇気

　　アサーティブコミュニケーション

　・人権学習

SELF.

「自己表現と自己肯定の集積」

　・芸術創作活動

　・創作ダンス

　・ファッションショー

　・美術館、博物館、音楽会鑑賞

　・映画鑑賞

　・動画作成

　・茶道、華道体験

OTHERs.

「自己の理解と他者の理解」

　・ボードゲーム

　・グループワーク

　・社会見学、遠足（企画から実行まで）

　・文学鑑賞

　・講演会、講話会

gender equality

高校・高等部卒業後の進路として

女子専攻科としてわずかな時間ながら学ぶことこそがジェンダー平等への学びとなると考えています。生徒はもちろんですが、スタッフもすべて女性の事業所において、のびのびと主体性を持って行動する。自分たちのこころとからだを守ることを話し合い、考えて表現していく。もちろんそこに異性がいることでも変わらずできることは多いことでしょうが、異性のいないことで生まれるものもあると思います。そこにいないからこそいない相手を思いやることができると思うのです。ジェンダー平等を否定している訳ではありません。ただ、長い一生の間のわずか２年間だけの学びの場です。異性がいないからこそ学べることもあり、同性だけであるからこそ学べることもあるということです。そしてそれは結局、男性女性だけにとどまらない多様性のある社会を学ぶことに繋がっていくのです。